
■ソ径ヘルニアの最新手術
●ヘルニアとは
ヘルニアというのは本来あるべき場所から他の場所に飛び出してしまう状態を言い、色々なヘルニアがあります。
(イラスト出典:ヘルニア倶楽部より)
ソ径部とは太ももの付け根あたりのことで、お腹に力をいれたり立ち上がったりするとこの部分がふくらむのがソ径ヘルニアの症状です。世に言う脱腸です。
(イラスト出典:ヘルニア倶楽部より)
ソ径ヘルニアの手術は外科医であればだれでもやる手術のひとつですが、ソ径部の膜の構造は複雑で熟練した外科医でも、意外と知らないことが多いのです。
最近は、手術後のつっぱり感や痛み、再発の防止のため術式も進歩し、メッシュというシートで補強することが多くなりましたが、このシートをどこに、どのくらいの大きさで入れるかが重要です。当院では、クーゲル法を中心に行なっています。
また、補強のいらないヘルニアもあり、この場合マーシー法で対応します。
下腹部の皮膚を数センチ切開して行うのが一般的ですが、腹腔鏡下手術もあり、特に腹膜外法は膀胱上ヘルニアやあらゆるヘルニアの再発防止としては優れた方法です。










