Bloody stool 血便・下血

PAGE TOP

前ページへ
もどる

血便・下血について

血便や下血とは、便や粘液に血液が混じる状態を指します。血液の色や量によって、出血の場所や原因がある程度推測できます。鮮紅色の血便は肛門や直腸付近からの出血の可能性が高く、便の表面に血が付着することがあります。一方、黒っぽい便(タール便)は、胃や小腸など消化管上部からの出血であることが多く、血液が消化されることで黒く変色しています。血便は一時的な場合もありますが、重大な疾患のサインであることもあるため、軽視せずに医療機関での診察が望まれます。

考えられる病気や原因

血便や下血の原因はさまざまで、症状の程度や便の色によって疑われる疾患も異なります。肛門の血管が腫れる痔核や、肛門が裂ける裂肛(切れ痔)は比較的よく見られる原因です。大腸ポリープや大腸がん、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患も血便の原因になることがあります。さらに、胃や十二指腸の潰瘍や胃がんでは、タール状の黒い便が出ることがあります。感染性腸炎によって血便が出ることもあり、発熱や下痢を伴う場合があります。

対処法・予防策

血便や下血が見られた場合、自己判断せずに医療機関を受診することが重要です。生活習慣の改善も予防につながります。便秘や硬い便は出血の原因になりやすいため、十分な水分を摂り、食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。また、排便時に無理に力まないことや、便意を我慢しないことも大切です。大腸ポリープや癌の早期発見には内視鏡検査が有効で、特に40歳以上や家族歴のある方は定期的な検査をおすすめします。

受診の目安

以下の場合は早めに受診してください。

  • 便に血が混じるのが初めて、あるいは出血が継続する場合
  • 下痢や腹痛、体重減少などを伴う場合
  • 黒色便やタール状の便が出た場合

まとめ

血便・下血は軽症で済む場合もありますが、痔や裂肛だけでなく、大腸ポリープや癌など重大な病気のサインであることもあります。自己判断せずに、専門医療機関での診察を受けることが大切です。日常生活では、便通の管理や食生活の改善が予防に役立ちます。

肛門科と内視鏡検査のご相談は当院にお任せくださいご予約はこちら