当院の肛門科の特徴

当院は栃木県唯一の日本大腸肛門病学会認定施設(肛門分野)、臨床肛門病学会技能認定施設です。 当院では専門的な診療、手術、入院対応も行っております。他院からの紹介状をお持ちの方は必ずご持参ください。
- 多数の肛⾨疾患の⼿術を⼿がけてきた学会認定の⼤腸肛⾨病専門医・指導医が治療にあたります。
- その⽅の症状を的確に診断し、最適な治療法を選択し治療を⾏います。
- 症状によっては痔核硬化療法、ゴム輪結紮(けっさつ)法などの各種⽇帰り処置および⽇帰り⼿術も可能です。
肛門病
直腸と肛門の解剖や生理に熟知した専門医が診断・治療にあたるべき病気です。 特に手術においては、日本では虫垂炎(いわゆる"もうちょう")の手術のように、 新人外科医の入門として軽んじられる傾向にありましたが、じつは、複雑な排便機能をつかさどる繊細な臓器のため、欧米では大腸、肛門の専門医の中でもかなり経験をつんだ医長以上の医師でなければ手術を許されておりません。本邦でも、未熟な術者による後遺症に悩む患者さんが多いため、ようやく特別な習練を要する独立分野として重要視されるようになってきました。
ご安心下さい
されど、肛門科にはかかりたくない。 そんな考えの方は、とても多いことと思います。肛門科は暗くて、得体の知れない怖い場所。しかも恥ずかしい。 みなさまのそんなお気持ちを十分に理解したうえで、早期軽症のうちに気軽に治療を受けられる環境を作ることが、肛門病専門施設の役割の第一歩であり、最大の努めと考えます。 そこで当院では、初めて肛門科を受診される方々のお気持ちを十分に尊重したうえで、安心しリラックスして診察を受けていただける様、さまざまな配慮と工夫をしております。 必ず女性スタッフの同伴・介助のもと、羞恥心に十分配慮した側臥位(横向き)の体位で診察を行います。(下着は少し下げるのみ) 診断補助機器としてはBK medical社、日立アロカ社の2台の超音波検査機とリニア・ラディアルプローブ(探触子)を用い腹部検査はもちろん直腸・肛門の病変も精査します。
当院では最新型のデジタル肛門鏡を用いて検査を行っています。
極細スコープ先端の高精細カメラとLEDライトが肛門・直腸内を明るく映し出し、痔核・切れ痔・ポリープ・炎症・がんなど肉眼では見逃しやすい変化も鮮明に確認できます。先端は滑らかな樹脂製で体温に近いため、従来の金属製肛門鏡に比べて冷たさや圧迫感が少なく、痛みや不快感を抑える設計です。検査は短時間で終わり、その場でわずかな出血や違和感の原因を確認できるため早期治療に結びつきます。 プライバシーに配慮した診察室で専門医が対応いたしますので、安心してご相談ください。
インフォームド・コンセント
当クリニックではインフォームド・コンセントを重視致します。病を治すのは患者様ご自身であり、すべての選択権は患者様にあります。病状・治療方針等、充分に納得をいただいたうえで、ともに治療を行います。
外来診察
肛門の病気
肛門の治療
入院案内
術後について
術後の排便コントロールが大切な理由
肛門まわりの傷は硬い便で強くいきむと裂け易く、下痢が続くと治りが遅れます。そのため「毎日、ほどよい硬さでスムーズに出すこと」が、傷を早くきれいに治すポイントです。
当院のサポート体制
入院中
痛みが少なく便秘になりにくい鎮痛薬を使用し、軟便剤で最適な排便に調整します。医師・看護師が排便状況を毎日確認し、ご入院中に排便習慣を整えます。
退院後外来
退院後定期的受診が必要となります。診察により回復状況を確認し、必要時軟便剤を微調整します。
退院スケジュール
- 1回目受診日・・・退院後3日前後
- 2回目受診日・・・退院後10日前後
- 退院後1か月以降・・・2週に1回、2~3か月で終了
※病状と術式により個人差があります。
ご自宅で実践してほしいポイント
- 水分をしっかり:目安は体重(kg)×40ml/日。
- 排便は我慢しない:便意を抑えると硬便化し創部負担が増します。
- いきまず短時間で:排便は5分以内が理想。長時間の座位は避けましょう。
- 処方薬は自己判断で中断しない:下剤を急に止めると便秘再発の恐れがあります。
肛門手術の結果は、術後の排便管理で大きく変わります。当院では入院中の徹底ケアと退院後外来でのきめ細かな調整により、患者さん一人ひとりの排便をしっかりサポートしています。
